ABOUT SHIMODA

暮らすように旅する、下田のまち。Shimoda, a town to travel as if you live here.

東京から電車で約2時間半。伊豆半島の南に、下田はあります。
「都心から意外と近いね」とよく言われますが、ここには都会とはまったく違う時間が流れています。

目の前に広がる青い海と、白い砂浜。一年を通して温暖な気候。
港にあがる新鮮な魚介と、太陽をたっぷり浴びた野菜や柑橘類。
そして、幕末の開国の舞台となった、歴史の面影が残る街並み。

風まち下田に泊まれば、そんな下田の魅力的なスポットに囲まれていることを実感できるはず。
旅の目的地として、また新しい働き方や、自分たちらしい暮らしを求めて。
まずは気軽に、この街の日常に触れてみませんか。

海のある暮らし
Life with the Sea

BEACHES

個性豊かな9つのビーチ

下田の自慢は、なんといっても透明度の高い、美しい海です。サーフィンで賑わう白浜海岸(車で約10分)から、家族連れでのんびり過ごせる鍋田浜(徒歩約15分)、静かなプライベート感が魅力の入田浜(車で約15分)まで、気分や目的によって行き先を選べるのが嬉しいところ。夏はもちろん多くの人で賑わいますが、海が好きな人たちが「一番きれいだ」と口を揃えるのは、空気が澄んだ秋から冬にかけて。混雑が落ち着いた浜辺を散歩する時間は、とても贅沢です。

9つのビーチをもっと知る

下田の「おいしい」を味わう
Savor the Flavors of Shimoda

SEAFOOD

やっぱり食べたい、海の幸

下田は、金目鯛の水揚げ量が日本一の港町。甘辛く煮付けた「煮付け」は、この街を代表する味です。もちろん、新鮮だからこそ味わえるお刺身も格別。伊勢海老やサザエといった、磯の香り豊かな魚介も豊富です。昔ながらの食堂や、腕利きの寿司屋で、下田ならではの味を楽しんでください。

NEW WAVE

新しいお店も、続々と

最近の下田の面白いところは、新しいお店がどんどん生まれていること。東京で腕を磨いた職人さんが握るお寿司屋さん、港の景色を眺めながら本格的な薪窯ピッツァが食べられるお店、地元の素材を活かしたジェラート屋さんなど、移住してきた若い世代が始める個性的で素敵なお店が増えています。風まち下田のグルメガイドでも、そんなお店をたくさん紹介しています。

風まちグルメガイドを見る

大地の物語に触れる「伊豆半島ジオパーク」
Connect with the Story of the Earth

伊豆半島は、はるか南の海にあった火山島が、プレートの移動によって本州に衝突してできた、というダイナミックな歴史を持っています。下田のユニークな地形や景観は、その地球の物語の証です。

RYUGUKUTSU

龍宮窟(車で約15分)

波の力で岩が削られてできた、洞窟(海食洞)。天井が一部崩れて穴が開いていて、そこから差し込む光が水面を照らす光景は、とても神秘的です。上から見下ろすとハートの形に見える、不思議な場所でもあります。

EBISU JIMA

恵比寿島(車で約10分)

島の周囲をぐるりと一周できる遊歩道があり、海の景色を眺めながらの散策が気持ちのいい場所です。太古の火山活動の跡が残る地層を間近に見ることもできます。透明度が高いので、磯遊びやシュノーケリングにも人気のスポットです。

TSUMEKIZAKI

爪木崎(車で約20分)

俵磯(たわらいそ)と呼ばれる、柱状の岩が整然と並ぶ珍しい景色が見られます。白い灯台からの眺めも素晴らしく、夏は海水浴やシュノーケリングも楽しめます。冬には300万本の野水仙が咲き誇る、下田を代表する景勝地です。

伊豆半島ジオパークをもっと知る

歴史の面影を歩く
Walk Through Living History

江戸時代、200年以上続いた鎖国政策に終止符が打たれ、日本が開国するきっかけとなった舞台が、ここ下田です。黒船を率いて来航したペリー提督との間で、日米和親条約の細則を定める日米下田条約が結ばれました。街のあちこちに、当時の面影と歴史の物語が今も息づいています。

PERRY ROAD

ペリーロード(徒歩約10分)

日米下田条約締結のためにペリー一行が行進した道。なまこ壁の建物や石畳が続く風情のある小径で、川沿いの柳並木をのんびり散策するのがおすすめです。

RYOSEN-JI & GYOKUSEN-JI

了仙寺(徒歩約15分)と玉泉寺(徒歩約20分)

了仙寺は日米下田条約が締結された歴史的に重要な場所で、境内には「黒船ミュージアム」も。玉泉寺は、日本で最初のアメリカ領事館が置かれたお寺として知られています。

下田開国博物館で歴史を学ぶ

散歩・ジョギングコース
Walking & Jogging Courses

風まち下田の周辺は、海沿いの景色を楽しみながら気軽に歩いたり、走ったりできるコースが豊富です。朝の散歩や、仕事の合間のリフレッシュにぴったりです。

祭り!
Festivals!

下田のまちは、季節ごとのお祭りで熱気に包まれます。

KUROFUNE FESTIVAL

黒船祭(5月)

毎年5月に開催される、街が一年で最も賑わうお祭り。幕末の開国を記念したこの祭りでは、当時の衣装を身にまとった人々のパレードや、再現劇が街のあちこちで行われます。国際色豊かな出店が並び、夜には港から大輪の花火が打ち上がります。歴史とエンターテイメントが融合した、エネルギッシュな3日間です。この時期の宿泊予約は、早めがおすすめです。

SHIMODA TAIKO FESTIVAL

下田太鼓祭り(8月14日・15日)

夏の訪れを告げる、下田八幡神社の例大祭。お揃いの法被に身を包んだ男衆が、太鼓や笛の音に合わせて「お道具」と呼ばれる豪華な装飾の山車を担ぎ、街を練り歩きます。体に響き渡る太鼓の音と、街を包む熱気は圧巻の一言。港町に生きる人々の魂を感じる、勇壮な祭りです。


Flowers

下田は、一年を通して花の彩りが絶えないまちです。

SAKURA

桜(2月〜4月)

2月には、隣町の河津町で全国的にも有名な早咲きの「河津桜」が見頃を迎えます。下田に泊まって、一足早い春を探しに河津や南伊豆へ足を伸ばす、なんて欲張りな旅もおすすめです。春本番には、下田公園のソメイヨシノや、山々に咲く山桜が街を美しく彩ります。

AJISAI

あじさい(6月)

梅雨の季節、下田公園は15万株300万輪ものあじさいに埋め尽くされます。その規模と美しさは、某国民的ミュージシャンが毎年訪れるほど。雨に濡れて輝きを増す色とりどりの花の絨毯と、その向こうに広がる下田港の景色は、訪れる人々を魅了してやみません。

SUISEN

水仙(12月〜1月)

冬の寒さの中、爪木崎の海岸では300万本もの野水仙が見ごろを迎えます。吹き付ける潮風に乗って運ばれる甘い香りと、白い花々が織りなす可憐な風景が、心温まるひとときを演出します。伊豆の海の青と、水仙の白のコントラストは、下田でしか見られない冬の絶景です。

暮らしのなかの温泉
Onsen in Daily Life

下田の暮らしには、いつも温泉が身近にあります。風まち下田から徒歩圏内にも、気軽に立ち寄れる日帰り温泉がたくさん。気分に合わせて、湯めぐりを楽しむのもおすすめです。

ONSEN SPOTS

主な温泉スポット

  • 昭和湯 (徒歩約5分): 地元の人たちが日常的に利用する、昔ながらの共同浴場。
  • 銀の湯 (車で約15分): 風まちの住人も大好きな、日帰り温泉施設。サウナや食事処も充実。
  • 金谷旅館 千人風呂 (車で約20分): 少し足を伸ばせば、日本一の総檜風呂が圧巻の温泉も。

下田で暮らすということ
Living in Shimoda

🏡

移住という選択肢

「自然が身近にある場所で子育てがしたい」「もう少し、自分らしい働き方を探したい」。そんな想いを持つ人たちが、この街には少しずつ増えています。風まち下田も、そんな人たちの「お試し移住」の拠点になっています。

💻

新しい働き方の拠点

都会のオフィスとは違う環境に身を置くと、不思議と新しいアイデアが生まれたり、仕事が捗ったりします。仕事の合間にサーフィンに行く、なんて暮らしも、下田では日常の風景です。

👨‍👩‍👧‍👦

子育てしやすい環境

高校生まで医療費が無料だったり、待機児童がいなかったり。地域のお祭りやイベントも多く、街の人々に見守られながら、子供たちがのびのびと育つ環境があります。